八ケ岳裏同心ルンゼ(2012.1.19)|その他|環境教育ネットワークたねのもり
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ツリークライミング

環境教育ネットワークたねのもり

環境教育ネットワーク【たねのもり】の活動記録です。樹木と触れ合い、自然と心を通わせる「ツリークライミング」Rをはじめ、様々な野外活動やワークショップを通した体験型の環境教育を進めています。次世代の人材育成に努めます。

八ケ岳裏同心ルンゼ(2012.1.19)

2012年1月19日、裏同心ルンゼ単独。

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登山道分岐から眺めた大同心。無風快晴、最高の条件です。

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雪に埋もれた沢床から、すぐに現れたF1。快適です。

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F2です。雪に埋もれているのか? と思ったらそうでもなかったようです。

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F2でお会いしたオーストラリアのガイド2人組み。
ロープも持たずに颯爽と追い抜いてくれました。

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F3です。硬くしまって安心だったのですが、意外と苦戦しました。
特に落ち口はどうやってクリアしたのか、よく覚えていません。
ダブルアックスというより、シングル&ハイステップだった気がします。

F4は、通り過ぎてしまったというか、写真にならなかったというか…。

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F5です。陽が当って柔らかくて、スクリューはラクに入るのですが、
落ち口の氷が薄く、どこにバイルを刺しても水が出てくる状態でした。
落ち口下にスクリューをかため打ちして、思い切って超えた感じです。
スクリューを余分に持っていたので安心でしたが、なかったら途方にくれたかもしれません。

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涸沢のF6です。岩登りとして面白そうな形状です。
単独では面倒に思えて、挑む気にはなれませんでした。

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ルートを終えて大同心。遠くから見ているのと変わらない雰囲気です。

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終了点から眺めた景色です。写真じゃ分かりにくいけれど、北、中央、御岳、きれいに見えていました。

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大同心稜に出ると、赤岳、阿弥陀岳が飛び出してきました。

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振り返ると硫黄岳。等間隔のケルンが良く見えます。

単独だと、つい目の前に夢中になっちゃって、写真など関心が湧かないのですが、
今回はあまりの天気の良さに、つい、撮りまくってしまいました。

この後、午後には曇り始め、雪が降り、そのまま南岸低気圧に飲まれていきました。
次の日にかけて東京でも初雪となり、裏同心ルンゼも多くの積雪にみまわれたと思います。
ちょうどいい時期のいいコンデションのうちに登れて幸いでした。
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