日光鳴虫山プライベートクライミング ツリークライミング 2012年08月28日 以前から計画していた山の木を登るプライベートクライミングの企画です。地元の森林管理署の協力を得て入林許可書をいただき、みんなでハイキング&ツリークライミングを楽しんできました。厳しい条件の中で、風雪に耐えている逞しい野生の木は、感触からして平地の木とは全然違います。生命力が溢れて、触れる人にエネルギーを与えてくれているようです出発の準備も整って、登山道までのアプローチを歩きます。アスファルトの照り返しが厳しくて暑い!登りはじめは急坂。汗びっしょりになりながら頑張ります。植林の針葉樹林から出ると、明るい道。日差しが厳しい!でも、稜線に吹く風はさわやかで気持ちいいのです。神主山の頂上で。日光連山を一望できる眺めは、疲れをどこかに飛ばしてしまいます。やっとの思いで到着です。本日お世話になるブナの木です。ワイルドツリーらしく、大きなウイドゥメイカーがぶら下がっています。ここにはブナの木は2本しかないのに、この地を這うような逞しい根っこ。生命力の塊のようです。さて、どんな風に登るか打合せです。アンカーの確認もいつもよりも一段と慎重に。下界とは別世界の涼しい稜線。登る前にまったりとしてしまっています。2時間のハイキングの疲れを癒してから?登山道から飛び出し、沢の源頭の斜面へせり出すような登りだし。宙に浮いているようです。夏の日差しを浴びて、のんびりと枝の上で休憩。この木に会いにきた甲斐があったというものです。気が付けば、いつのまにかみんながまったり。爽やかな風の中でのツリークライミング。真夏の出来事とは思えません。「この木大好き」と言いながら頬擦り。永い年月、この厳しい条件の中、必死に生きている木ですから、溢れた生命力で人も元気になります。 得意の笑顔!こんな顔で登ってくれれば、木だって嬉しいに決まっています(笑)ハイキング中は座り込んでしまったけど、遊びはじめれば話は別のようです。お父さんと枝の上でツーショット。こんな不思議な体験は、どんな風に心に残るのでしょうね。ふたりともおだやかで素敵な笑顔です。登山道で出会ったハイカーもびっくり。ツリークライミングに興味を持っていただけると嬉しいな。最後にお世話になったブナの木と記念撮影。ブナの木も手を広げて「ツリー!」とポーズをとっているようです。最後まで怪我無く遊ぶのが絶対条件。気を抜かずに帰ってまいりました。相変わらずアスファルトの上は暑いけれど、みんなどことなく、穏やかな笑顔が残ったまんまです。PR