除草作業 森のようちえん 2020年05月10日 加須の研修農園で米作りを学んでいます。ここ数日は、時間を見つけては除草作業をしています。作業の大変さは、田植えを基準に考えていました。ところが、一度植え付けてしまえば終わりの田植えと比べて、株元を何度も撫でるような除草作業は、何倍も大変です。近所の農家の方々から「昔の作り方って、昔だってあんなことやっていなかっただろう」とからかわれています。それくらい大変なのですが、だからこそ、わかったことがあります。これだけ手間と、時間と、労力をかけても、ちっとも米作りをしている、という実感がありません。お日様と水と、300倍になる力を持っている稲の力に感嘆するばかりで、自分で何かをしている気がしないのです。機械で作れば、米を生産している気持ちが湧くかもしれません。手と足を動かして、その中で感じていれば、私が何かを育てている、などとおこがましく思えるので不思議です。PR